IIDX DPのスコアの取り方(備忘録)

自分用の備忘録としてDPのスコアの取り方をまとめます。自分用ですが誰かのためになれば幸いです。

 

【大原則】

大原則は横認識で,左と右で同じタイミングで降ってくるノーツを横方向に意識する。トリルや皿曲,片側に偏った譜面等は特に縦認識してしまいやすいが,視点を固定し努めて横認識する。

緑数字を小さくすればするほど縦認識する余裕がなくなり視点が固定されるため横認識しやすいが,あまりに速いとSLOWに偏る。

例外としてAPOCALYPSE ~dirge of swans~ (DPA) のように忙しい側と逆側の譜面密度の差があまりに激しい場合(忙しい側が高速16分で逆側が4分間隔など)は,視点を少し忙しい側にずらし忙しい側のノーツをガン見した方がいい場合もある。その境界は曲毎に探るしかない。

 

BPMによる押し方二別】

(1) 〜BPM155の16分相当

痙攣押し(勝手に命名)が有効。譜面を全部S乱だと思って痙攣して同時押しのようにボタンを叩く。例えばReflux,Code:1,VANESSA(L)など。しかしあまりに多用すると何らかの病気を発症するかも?

(2) BPM156〜 の16分相当

所謂指押しが有効。手首を立てて力み過ぎず,かつ力まなさ過ぎず押す。筋肉は力まずに,指を鉛直に素早く突き落とすイメージ。脱力が大事とはよく言われるが,脱力し過ぎると光らない。特にトリル等はある程度力を籠めねばならない(但しbpm220とかになると別だが)。腕の筋肉ではなく手指に程々の力を載せるイメージ。

GuNGNiR (DPL) が練習になると思われる。GuNGNiR (DPL) はちょっとでも腕に余計な力が入っていたり手指に籠める力が強過ぎるとすぐバテるので自分の力加減の調整に使える。

 

【運指】

(1) 普通にDPをやるだけなら中5か中6が実践的に使えれば充分(実践的にとは,ここぞというタイミングでスッと自然に使えて且つ光ること)。小5はマイナーだが使えるとかなり便利で,中6や中3と合わせると光らない四つ押し配置はない。

(2) 13243546みたいなquasar的な階段(L.F.Oなどにもある)で中3が使えると便利。同じ技術が132が降ってくる譜面全てに使える。

(3) 運指の新規開拓よりは実践力の方が大事で,極端な話,光りさえすればベチャ押しでもOK。しかしベチャ押しだけでは限界がある。運指開拓で光らせられる譜面パターンを増やすとランダムで押し切れる配置も増えるので,特に乱やR乱での粘着がほぼ必須となるquasarやテレポ等を詰めるには中6や中5(又は小5)の実践力が必要。

 

【判定調整】

(1) いつもの緑数字でfast slow数を見ながら調整。slowを嫌う嗜好の私のようなプレイヤーの場合,一見fastに寄っていてもslowを嫌って早く押し過ぎるだけで実はslow寄りということもあるので注意。判定調整は8分主体やずっと同じようなリズムを繰り返し機械的に刻む曲よりは,16分やら24分やらがいい感じに混淆した割と難しめのリズムの曲の方が良いと思われる。outer wallとか結構いい感じ。

(2) 上記で調整しても一向にfastに偏ったりslowに偏る場合に初めて緑数字を調整する。slowに偏る場合,例えば仕事疲れやら休日の寝疲れ等により打鍵が遅れ気味になる日があるが,そういう日は緑数字を段階的に2〜10程度増やしていく。fastに偏ったりなんか遅く感じた場合は,視点をうまく一点に固定でき脳と神経の処理速度も早い調子の良い日と思われるが,そういう日は緑数字を減らすことで更に横認識に有利にできる。

(3) 社会人の場合,休日の判定を掴んでおき,平日はn時間残業したら-0.1nすると良い説がある(本当?)

 

【その他】

(1) 手首をどの位置に持っていくかもスコアに大きく寄与する。例えば左手の7654321という階段は手首を固定して押すより手首を左外方に持っていきながら押すと光りやすい。またチアトレ正規の序盤の左手は内方に寄せると光りやすい。他にも右中6を多用するような譜面であれば手首ごと動かすと良い。肘から先を譜面に応じて如何に上手く使うかも鍵である。

(2) 視点調整が苦手な人は,緑数字を譜面毎に変えるのも良い。quasarやVANESSA(L)といった密な譜面は緑数字を若干減らして速くすると適度に間隔ができて良い。逆にノーマル単発などスカスカな譜面は緑数字を若干増やすと見やすい。この辺は目線設定が上手い人は自然に適応できる(密な譜面はやや下より,疎な譜面はやや上よりを見る)のかも知れない。しかし目線について真剣に考え出すと沼な気もする。

 

【2022.5.4追記】

(1) やはり目線について考えることは不可避だという結論に至った。調子の悪い日に何がダメなのかを考究したところ,どうも目線がぶれているということに気づいた。常に目線を一定に固定し,滔々と流れてくる譜面を淡々と横認識できる日はよく光る傾向がある。

(2) 私だけかも知れないが,ストレス状態や疲労とスコアはあまり関係ないと思っている。死ぬほど仕事で疲れた時でも目線をしっかり固定し横認識さえしっかりできればスコアは問題なく伸びる実感がある。逆にストレスが少ない休日でも視点がブレる日は調子が悪い。